特性
レシーバタンクの役割は大きく分けて3つに分かれます。
1. 脈動の防止
例えばレシプロプロコンプレッサーの場合
1分間に、600往復程度、ピストン運動します。上死点と下死点があり、脈動防止のためにエアーレシーバーが必須です。
2. コンプレッサーの保護
エアーレシーバータンク(空気タンク)を設けていない、又はタンクの容量が小さい場合、インチングが起きます。インチングとは、ロード・アンロードが頻繁になる現象です。または、発停が頻繁になる現象の事です。モーターが入ったと思ったら、すぐに切れる症状がこれに当たります。この現象が長く続くと、コンプレッサーが故障しやすくなります。このインチングを防止=コンプレッサーを保護する為にレシーバータンクが必要です。
3. バッファーまたは充填
エアレシーバータンク(空気タンク)はエアー(圧縮空気)のダムと考えてください。
空気タンクは、空気が急激に必要となる時のバッファー(緩衝)となり、圧力低下を最小限に抑えます。
レシーバータンク仕様一覧
※ 上記仕様、型式などは予告なく変更される場合があります。
※ タンクの選定など、詳細は最寄りの営業所にてご確認ください。