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ニューマチックケーソン工法

ニューマチックケーソン工法 使用機材一覧

ニューマチックケーソン工法の解説動画


動画提供:日本圧気技術協会

概要

ニューマチックケーソン工法(Pneumatic caisson method)の「pneumatic」は「空気の」という意味で、「caisson」は「函(はこ)」を意味します。日本では「潜函」工法とも呼ばれています。現在では主として鉄筋コンクリート製の函(躯体)を地上で構築し、躯体下部に気密な作業室を設け、ここに地下水圧に見合った圧縮空気を送り込むことにより、地下水の浸入を防ぎます。そして掘削、排土を行いながら、その躯体を地中に沈めることで。橋梁や建物の基礎、あるいはシールドトンネルなどの発進立杭、地下鉄や地下道路のトンネル本体として広く活用されています。

原理

ニューマチックケーソン工法は、コップを逆さにして、内部の空気が逃げないようにしながら、水中に押し込んだ状態と同じように、水の浸入を空気の圧力によって防ぐ原理を応用したものです。オープンケーソンが両端にふたのない筒であるのに対し、ニューマチックケーソンは、ケーソンの下部に気密作業室を設け、そこに圧縮空気を送り込んで地下水の侵入を防ぎ、地下と同じ状態で掘削ができるようになっています。下記にニューマチックケーソン工法の原理を示します。コップの中がケーソン作業室、コップの先端がケーソンの刃先にあたります。
ケーソン原理

沈下理論

ケーソン沈下関係は一般に下記のように表されます。ここでケーソンの沈下する条件はW>Wrとなります。
沈下理論